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レンズ設計の基礎及び工法、検査、評価

〜レンズの光学設計とレンズ開発に必要な知識を基礎から習得し実務に活かそう!〜

【 講座のポイント 】

レンズについて収差やMTFの初歩的なことから学び、レンズデータ、焦点距離、光路図などの、
光学設計のポイント、非球面を含むズームレンズを例にレンズの偏芯感度と、レンズ設計に必要な
基礎をご説明します。また、ガラス・プラスチックレンズ製造およびレンズ系の測定について、
従来から行われているレンズ工法・検査をご紹介します。
受講生がレンズ設計と開発での必要な基礎知識が習得できることを目標とします。

【習得できる知識】

レンズの光学設計で必要な知識と、レンズの開発で必要な基礎知識:レンズ工法と検査、評価

【受講対象】

レンズの開発、光学に関係した研究、評価に携わっておられる方。これから始められる方。
また、レンズ設計は専門ではないがその概要を習得したい方。

【これまでに受講した方の感想やご要望】

  • レンズの設計についての実際の製造に関する検討事項など勉強になった。
    3次収差係数を利用したハンドリングで設計に興味をもった。(2019/02/16)
  • レンズ設計の基礎、特に収差について知ることができて良かった。
    自分で基礎を復習してから改めてまた色々と伺いたいと思えた。
    シュミレーションを使って実際にどう収差が出るか体験したいと強く思う。(2019/01/19)
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  • 本などにない話を聞けて良かった。
    もう少し勉強して再度受講したい。
    実際に工場に見学に行きたい。
    現場で学びたいと思いました。(2018/11/2)
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  • 光学の知識がほとんどなかったので難しい部分もあったが、少人数な為、実務にそった相談も
    出来非常に役に立った。(2016/8/20)
  • レンズ全般の知見、知識を得られる事ができて非常に良かった。
    説明も非常に分かりやすかったと思います。(2016/1/23)
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  • 非常に分かりやすい講義でした。
    実例や問題を組み合わせて頂くとより理解が深まると感じました。(8/22)
  • 具体的なことが多く、少しもの足りなさを感じました。(8/22)
  • 評価方法がしっかりわかったところと数学的なところもはっきり説明されていたところが
    良かったです。(2015/5/30)
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  • 幾何光学の基礎的な話や収差についても深く話を聴くことができよかったと思います。収差については補正方法など大変参考になりました。今後の光学設計に活かしていきたいと思います。(11/1)
  • 設計を行った事が無かったので難しいセミナーだという実感です。
    光の基礎からわかるセミナーが有ったら受講したいです。(6/28)
  • レンズ評価において重視する点、収差、MTF等の理解度の低かった点を学ぶことができ良かった。
    都度、質問を行うことができ、不明点をその場で解消できた点が良かった。
    偏芯感度という観点の考えは持っていなかったため、新たな見方を学ぶ良い機会となった。(5/31)  
  • 種々の収差について基礎から教えて頂き大変良かったです。(特に非点収差と像面湾曲の差異)
    レンズの加工法について。(5/31)
  • 盛りだくさんの内容で良かったです。
    最後の設計はソフトを実際にさわれるとより理解が深まると思いました。(2/15)
  • 久々に光学系の仕事に戻ったのですが、基礎からしっかりやり直すことができました。
    質問もたくさんできたので良かったです。(2014/1/18)
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  • 本で勉強していて、よくわからないことも多かったのですが、これからもっと勉強しようという
    気になりました。(12/7)
  • レンズの評価の仕事に従事する事になり、基礎としてどの様な知識が必要かを知る為に参加させて
    頂きました。内容は直ちに理解出来ない部分も有りましたが、今回の資料や、他の文献を参考にして
    勉強を続けたいと思います。(12/7)
  • 基礎的な内容が理解できた。(11/13)
  • レンズの最新動向とか市場の様子がわかるような話があればおもしろいとおもいます。(11/13)

【 セミナー講演項目 】

●レンズ設計評価及び工法と検査 午前の部
第1章 レンズ設計の基礎
1-1. 像質
1-2. 光の屈曲
1-3. 球面収差
1-4. コマ収差
1-5. 横収差の表し方
1-6. 非点収差
1-7. 像面湾曲
1-8. 歪曲収差
1-9. TV表示歪曲度
1-10. 軸上色収差(縦の色収差)
1-11. 倍率色収差(横の色収差)
1-12. スポットダイアグラム
1-13. 開口絞りと瞳
1-14. 構成の進展
1-15. 構成の進展(続)
1-16. 光学ガラス地図とガラス選択
1-17. 幾何光学的MTF
1-18. MTF特性の表現形式
1-19. レンズの最小錯乱円と解像
1-20. レンズの理想MTFと実測MTF
1-21. 射影方式
1-22. 光学設計フロー
第2章 光学設計資料の見方
〜投射レンズ(球面系固定焦点)の例
1-1. 光学仕様
1-2. レンズデータ
1-3. 光路図
1-4. 縦収差図
1-5. 横収差図
1-6. MTF図(デフォーカス特性)
1-7. 周辺光量比
第3章 レンズの偏芯感度
3-1. 薄肉単レンズ結像式
3-2. 多数の薄肉単レンズ追跡式
3-3. 近軸偏芯感度
3-4. ズームレンズ光学仕様
3-5. レンズ構成データ
3-6. ズーム/フォーカス方式
〜CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
3-7. レンズ群ディセンター感度
3-8. レンズ群ティルト感度
3-9. レンズ群シフト感度
●レンズ設計評価及び工法と検査 午後の部
第4章 ガラスレンズ
4-1. 球面レンズ加工
4-2. 粗加工とスムージング
4-3. 研磨と芯取り
4-4. 主な光学薄膜材料と性質
4-5. 反射防止膜
4-6. 球面形状評価(ニュートン、アス)
4-7. 球面形状評価(クセ)
4-8. 非球面レンズ成形
4-9. 非球面誤差Fig,Accと形状収縮
補足1)非球面形状評価T
補足2)非球面形状評価U
補足3)ガラスレンズ玉図面
第5章 プラスチックレンズ
5-1. プラスチックレンズ成形金型
5-2. 干渉計による透過波面測定
補足4) プラスチックレンズ玉図面
第6章 レンズ系の検査
6-1. 焦点距離の測定
6-2. 倍率の測定
6-3. 有効Fナンバーの測定
6-4. 開口効率の測定
6-5. 歪曲収差とTV表示歪曲度
6-6. 投影解像度の検査